子どもはのびのび、おとなはのんびり。思いっきり外遊びができる場所づくりを。
応援してほしいこと
「子どもが野外でのびのび遊べる居場所づくり」に応援よろしくお願いします。 用意された体験プログラムではなく、自分で何をするのか決められる。決められたクラスではなく、誰と過ごすか考えられる。忙しいタイムスケジュールではなく、何もせずにのんびりできる。 私たちの遊び場は、子どもが主体的に動く自由を守る場です。 「ここだと、生きているって感じがする。」 そう話してくれた子どもがいました。 自分らしくそのままで居られる場所、それが居場所だと思います。それは、子育てに奮闘する親にとっても、息抜きの場です。親ではなく、その人らしく居ていい。 忙しない暮らしの中で、ひと呼吸つける。そんな場づくりを応援してもらえませんか?
これからの10年
今遊びに来ている小学生のうち、10年後に親になる子もいるでしょう。気仙沼の原っぱで走り回り、海で泳ぎ、親や先生以外の大人と関わりながら育つ子どもは、どれほど居るでしょうか。 子ども時代の思い出は、液晶画面の中。そうして大人になった人はどう子どもを育てたらいいのか、戸惑うかもしれません。豊かに遊んだ祖父母世代の記憶、遊びの知恵を引き継げるかは、これから10年の課題です。 すでに、体力がなくて背中がまがりやすい、ストレスに満ちてイライラしている、そんな子どもの違和感を語る保育者や先生もいます。外遊びにおける環境悪化の大きなうねりを止めるのは、私たちだけでは難しいです。共感してもらえる方を増やしながら、活動を継続したいと思います。
これまでの10年
「気仙沼の子どもは、東京の子どもよりも体力がありませんね。」 あそびーばーを立ち上げた直後、東京から来た天野先生から頂いた衝撃的な言葉でした。お出かけも登校も車、少子化で近所に友達がいないのでインターネットで待ち合わせ、それが子どもの日常だと気づきました。 海も山もある気仙沼ですが、53%の小学生は外遊びを全くしないとの調査結果もあります。なんとかしなければと、ただ目の前の子どもに向き合って来た10年でした。 子ども食堂を始めれば、孤食や栄養が足りていない子が見えて来ました。おさがり服を始めれば、「とても助かる」と喜ぶ家族が居ました。 気仙沼で過ごす子ども時代が、どの子にとっても幸せであってほしい、と願って動き続けた日々です。
応援してくれる人へのメッセージ
応援ありがとうございます! 頂いたあたたかいお気持ちを胸に、日々の活動を頑張ります。 正直なところ、私たちのような子どもを育む活動は、短期的には成果の表しにくい活動です。心の変化を数字で測ったり、新しい遊びを思いついたことを評価したりはできないからです。ゆったりするのが好きな子は、いくら常連でも体力アップもしません。 しかし確実に言えるのは、体験の積み重ねは出来ます。親でも先生でもない多様な人に出会うこと。季節で植物も風景も変わること。家では出ない料理を子ども食堂で食べること。新体験に満ちています。 みなさんのまわりの子どもは、ドキドキワクワクに満ちた子ども時代を過ごせていますか? 大人になるための準備に時間を使いすぎず、人生の土台となる子ども時代が豊かでありますように!
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