300年企業の挑戦。未来へ残り続ける商品を作り続けたい。
これまでの10年
横田屋本店は、海苔や海鮮物を扱う、創業300年を超える老舗です。廻船問屋から始まった商売は、やがて宮城県内で初めて海苔養殖を成功させ、気仙沼の新しい事業として定着していきました。気仙沼の地で長く続く会社だからこそ、代が変わってもずっと買い続けてくれるファンの方もいらっしゃいます。
東日本大震災のときは、店舗のある八日町にも津波の被害はありました。そのとき、やっと売り出そうとしていた「めかぶなんばん」も、全て流されてしまいました。震災から7年くらいは、ずっと「走り続けていた」感覚です。ここ最近、少しずつ落ち着いてきたかなあと感じています。 昔のレッテルはアルバムで保管していましたので、汚れずにきれいなまま残りました。
これからの10年
2020年には、赤岩に新工場をオープンしました。主力商品はもちろんのこと、できるだけ新しい商品開発にも力を入れていきたいと思っています。その時期の流行りで売れる商品ではなく、20〜30年後も残り続ける商品を作りたいです。
応援してほしいこと
会社の歴史も長いですが、横田屋本店で働くスタッフも、勤続年数の長い社員が多いです。店舗スタッフの6〜7割が女性なので、お店にも明るい声が飛び交っています。そんなスタッフの雰囲気もあり、特に本店にいらっしゃる常連のお客様は、スタッフへの信頼感・安心感を持って来店してくださるのだと感じています。 贈り物として購入される方も多いので、お客様の様子を見て、お話しながら接客するように心がけていますね。店員というより少し身近な“相談相手”として、「〇〇さ〜ん!」と声をかけてくださる方もいらっしゃり、それが仕事へのやりがいにも繋がっていると日々感じています。
応援してくれる人へのメッセージ
気仙沼海の市店にある店舗には、観光の方にも多くご来店頂いています。長く続いているお店だからこそ、これからも地元の皆さまに支えて頂きながら、市外から来る様々なお客様にも、横田屋本店の商品を知って、味わって頂きたいと思っています。 コロナ禍の中ではありますが、落ち着いた頃に気仙沼にいらして頂いて、気仙沼クルーシップのお店をたくさん回って頂ければ嬉しいです。
※このプロジェクトは横田屋本店と気仙沼地域戦略との共同プロジェクトです。 いただいた寄付は気仙沼地域戦略を通じて、横田屋本店の活動に役立てられます。