酒米農家、酒蔵、全てのお客様に「本当の地酒」を提供し続けたい
応援してほしいこと
このお酒「鼎心(かなえ)」は「自分の生まれ育った気仙沼を、地酒を通して地元の農業や漁業・地域産業等が繁栄出来ないだろうか?」そんな思いから私の酒米作りが始まりました。 しかし、初年度の平成5年は、「平成の大凶作」という最悪のスタートとなり、酒米の確保は困難となってしまいました。その2年後、「夢と情熱と真心の結晶」として純米吟醸無ろ過原酒「鼎心」が当地方初の「本当の地酒」として誕生し、令和3年で28年が経ちました。
ただ、コロナ渦でこのお酒も多大なる影響を受け存続が厳しい状況にあります。今後も酒米農家・酒蔵の応援、そして愛飲頂いております全てのお客様に、ご提供を続けたく、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。
これまでの10年
東日本大震災から只々慌ただしく過ぎた10年でした。 震災1か月後には山手の畑を造成し、4坪ほどのプレハブで営業を再開したもののお酒は売れるわけもなく、先が見えず混沌とした日々を過ごしていました。そんな中でも、徐々に店の再開を聞きつけ駆けつけてくれた皆様より、商品の購入やご支援を頂戴し、本当に感謝してもしきれない思いでいっぱいでした。
新店舗建設に向けて動きだした矢先、震災7年後に防潮堤建設計画が持ち上がり、店舗予定地が防潮堤建設と重なり、それに伴い移転を余儀なくされ、代替用地確保にかなりの時間を費やしてしまいました。10年が過ぎ11年目でやっと新店舗建設へ向けスタート致しました。
これからの10年
新店舗での営業再開により、手狭だったプレハブ小屋の店舗とは違い、お客様にはゆっくりと商品を見て頂く時間が出来き、商品の選択肢も広がります。そこで、お好みのお酒に出会えることで、皆さんに笑顔になって頂けたら幸いと思っております。
また、震災前まで行っていた「お酒を楽しむ会」や「試飲会」「酒蔵見学ツアー」なども復活開催する予定です。 おじさん世代の私には、とても苦手なSNSを駆使して、気仙沼の魅力である海!リアス式海岸の景色・海の幸・山の幸、そして、その肴に合うお酒など、地元気仙沼の魅力を発信していけるよう頑張ります!!
応援してくれる人へのメッセージ
常々、私はお客様がお酒を選ぶお手伝いをする時に思うことがあります。それは、お客様が「美味しい!うまい!」と思って頂けるのはもとより、人の喜怒哀楽で、「うれしい時・楽しい時には、その喜びや笑顔が増すようなお酒を・・・」「悲しい時・つらい時には、その気持ちを癒してくれるようなお酒を・・・」そんなお酒をご提案が出来たらと思っています。 新店舗からの景色も良く、海が見えます。気仙沼にお越しの際には、是非当店へお立ち寄り下さい。「海を肴にお酒を!」と申し上げたいところですが諸事情ありますので、お茶でもご用意させて頂きます。
※このプロジェクトは大越酒店と気仙沼地域戦略との共同プロジェクトです。 いただいた寄付は気仙沼地域戦略を通じて、大越酒店の活動に役立てられます。