三陸の海から全国へ。豊かな食文化をお届けしたい!

三陸の海から全国へ。豊かな食文化をお届けしたい!

応援してほしいこと

ミヤカンでは、三陸の歴史と伝統に育まれた食文化(スローフード)を受け継ぐべく、恵まれた海の素材を使用し、安全安心を常に心がけ皆さまによろこばれる物作りを行っています。
地域に愛される企業を目指すと共に、「三陸の海から」をテーマに、新鮮な素材を生かした「こだわりの味」を全国の食卓にお届けするのが私たちの願いです。

これからの10年

地元に愛される企業を目指して
今後は「三陸の水産資源が枯渇しないよう、持続可能な製品づくりを行う」ことに取り組んでまいります。すぐに実用化できるかは未知数ですが、海洋管理協議会(MSC)、水産養殖管理協議会(ASC)の加工流通段階(CoC)の認証を取得し、生産者として管理された水産資源を活用することも考えています。

震災後は、地元の小学生を対象にした工場見学を積極的にやってきました。背景には、「地元に貢献したい」という意識だけでなく、長期的な視点で「地元の若者の就職先として魅力的な企業になりたい」との思いがあります。

これまでの10年

創業1942年。
2011年の東日本大震災でミヤカンの工場は壊滅的な被害を受け、操業を一時停止していました。皆様から多くのご支援をいただき、おかげさまで2015年春に再稼働いたしました。
気仙沼漁港は世界三大漁場の一つである三陸沖を操業域とした漁船の水揚げ港で、日本の遠洋漁業の重要拠点となっています。まぐろをはじめ、かつお、さば、さんま、かじき、サメ類など日本有数の水揚げを誇ります。

ミヤカンの工場は気仙沼漁港市場からわずか2kmという有利なロケーションを活かし、気仙沼港で水揚げされた新鮮な魚を自社の仲買人(目利き)が毎日漁港に顔を出し責任を持って買い付け、調達を行います。
気仙沼港水揚げの「びんながまぐろ」、旬の時期に北海道から三陸沖にかけて漁獲され、気仙沼港に水揚げされた「秋刀魚」、「鯖」、「鰯」等、鮮度の良い良質な原料を使用しております。

2017年5月に食品安全規格・FSSC22000を認証取得することができました。
※FSSC22000とは 食品安全認証財団が開発した食品安全規格で、非営利団体・国際食品安全インシアチブ(GFSI)により、食品安全の認証スキームの一つとして承認されたものです。

水・空気・自然豊かな環境に囲まれ、世界基準で安心・安全な食品製造ができる工場では、水揚げされたばかりの魚を新鮮なまま素早く加工し、みなさまにおいしい缶詰をお届けしております。

応援してくれる人へのメッセージ

東日本大震災で工場が全壊してから、工場を再開するまで
「もういちどミヤカンを食べたい」「気仙沼に戻ってきてほしい」
多くの方々が私たちの「再開したい」を支えてくれました。
東北を始め全国のお客さまとおつながり、地元の漁師さんや加工業者さんとのつながり、日本というこの国における温かいつながりも、これまで以上に実感し、くじけそうになるたび勇気をもらいました。
そしてミヤカンの工場は再生し、従業員たちも笑顔で戻ってきました。
こんどは私たちが励ます番になれればと思っています。

ミヤカン
ミヤカン
1942年、宮城県気仙沼にて創業。三陸の歴史と伝統に育まれた食文化(スローフード)を受け継ぐべく、恵まれた海の素材を使用し、安全安心を常に心がけ皆さまによろこばれる物作りを行っています。地域に愛される企業を目指すと共に、「三陸の海から」をテーマに、新鮮な素材を生かした「こだわりの味」を全国の食卓にお届けするのが私たちの願いです。