日本の遠洋まぐろ漁業の支えに。「まぐろ屋」として、国産天然まぐろの良さを伝えたい。

これまでの10年

震災の影響で、海の市店の営業ができなくなり、今の場所にお店を借りました。海の市店が再開する2014年頃までは、田中前店1本で営業していました。平日は仕事関係の方が多いですが、土日は観光の方も多くいらっしゃいます。海の市店との大きな違いは、海鮮丼以外にも焼き物メニューがあること、そして夜営業もおこなっていることです。メニューについては、営業スタートから1年ほどは丼ものがメインでした。そこから田中エリアにもいろんな飲食店がオープンしたり、営業を再開したり。他店にも負けないようにと開発したのが、田中前店の看板メニューである「かまとろステーキ」です。気仙沼産のメカジキを使用していて、今では注文の8割がこのステーキですね。

これからの10年

まぐろは、工夫すれば余すことなく食べられます。まぐろの頭であるカブト焼きをはじめ、ほほ肉、かま肉、たまご、尾っぽまで。一度、皮を使ったメニューに挑戦したこともあります。内臓以外の部位なら、すべて扱ったことがありますね。身以外は、普段はスーパーでもなかなか見られない部位なので、直営店だからこそ仕入れられるのが当店の強みです。要予約ですが注文もできますので、お気軽にお問い合わせください。

応援してほしいこと

北かつまぐろ屋で提供しているまぐろは、気仙沼の漁船が、世界の海で獲ってくるまぐろです。お店の食事を通して、お客様みなさんに国産の安全・安心な天然まぐろの良さを知ってほしいですし、同時に日本の遠洋まぐろ漁業をみんなで支えていきたいと考えています。 実は、お店の看板メニュー「かまとろステーキ」は、テイクアウトを受け付けていません。お家で焼き直しなどすると、風味や食感が変わってしまうんです。お店の鉄板で出す熱々の状態が1番美味しく食べられるので、ぜひお店で食べてほしいと思っています。店名の「まぐろ屋」にあるように、まぐろの美味しさを1番引き出せるのは当店だと思っていますし、1番美味しい状態を皆さんに味わってほしいと思います。

応援してくれる人へのメッセージ

たまに「敷居が高く感じる」と言われるのですが、全然そんなことはありません。夜ならお酒も提供しているし、もちろん夜ご飯だけでも大歓迎なので、ぜひ気軽に足を運んでほしいです。ボランティアや仕事で来てくれた方にも、落ち着いたらまたお店に来てほしいと思っています。

※このプロジェクトは北かつまぐろ田中前店と気仙沼地域戦略との共同プロジェクトです。
いただいた寄付は気仙沼地域戦略を通じて、北かつまぐろ田中前店の活動に役立てられます。

北かつまぐろ屋 田中前店 店長・千葉さん
北かつまぐろ屋 田中前店 店長・千葉さん
気仙沼の遠洋かつお・まぐろ船主組合「宮城県北部鰹鮪漁業組合」の直営店です。当店では、資源に優しい延縄漁法で釣獲した天然・船凍・新鮮な本物の『鮪』を厳選して提供しております。