「美味しい」からさらに一歩踏み込んで、漁業や漁師についても知ってほしい。

「美味しい」からさらに一歩踏み込んで、漁業や漁師についても知ってほしい。

これまでの10年

海の市店は震災前からあり、メインは観光客です。ただ、平日だと地元の方やビジネスマンも多くいらっしゃいます。震災で一時営業をストップしましたが、2014年頃に再開できました。一番人気のメニューは「よくばり丼」。まぐろ、ネギトロ、いくらが一度に味わえる食べ応え満点の丼です。食材の目利きも私が担当していて、どのサクから提供していくか、朝一で状態を確認し、その日に提供するものを決めています。丼は、提供した瞬間から鮮度が下がっていくので、提供したてを食べられるお店でやっぱり味わってほしいですね。

これからの10年

ちなみに、店内には船の名札が掲示してあります。提供しているまぐろはこの9社から仕入れていて、すべて気仙沼の会社です。食材としての「まぐろ」に限らず、獲ってくる漁師さん、漁船を経営する船会社の存在を感じられるのも、気仙沼ならではかもしれませんね。店の前では、遠洋まぐろ延縄漁船の漁の様子を映像で流しています。こんなに大きなまぐろを、船の上に揚げていくんです。体力も使うし、長い船では1年近く航海に出るので、漁師の数も漁獲量も、年々減っているのが現状です。私は、気仙沼の主産業である漁業について、いろんな人に知ってほしいと思っています。知ってもらうために、まずはうちの店でまぐろを食べてもらいたい。知るきっかけの一つが、食事だと思うんです。「美味しい」と味わってもらってから、そこから一歩踏み込んで、漁師さんや、まぐろ漁について知ってもらいたいと思っています。

応援してほしいこと

北かつまぐろ屋では、WEBやSNSでの告知を日々おこなっています。また、毎月27日には「ツナの日」と題して企画を打ったり、気仙沼大島大橋ができたときには「亀山丼」という新たな商品を出したりと、ここ1〜2年は新しいメニュー開発・企画を実施しています。さらには、イベントの中でまぐろの種類を当てる「目利きクイズ」をやったり、10月10日は“まぐろの日”ということで、魚市場にあるクッキングスタジオで料理教室をやったりもしました。日々の暮らしの中で、いろんな人がまぐろに接する・関わる機会が作れたらいいなと思っています。

応援してくれる人へのメッセージ

震災10年を迎える中で、復旧・復興に関わる工事も終わってきており、ここ2〜3年ほどでボランティア関係の方は減ってしまったように感じます。コロナの影響もあり今はなかなか移動ができない状況ですが、落ち着いたらまた気仙沼に遊びにきてもらって、ぜひうちの店で、まぐろを食べてほしいと思っています。

※このプロジェクトは北かつまぐろ海の市店と気仙沼地域戦略との共同プロジェクトです。
いただいた寄付は気仙沼地域戦略を通じて、北かつまぐろ海の市店の活動に役立てられます。

北かつまぐろ屋 海の市店 店長・今野さん
北かつまぐろ屋 海の市店 店長・今野さん
気仙沼の遠洋かつお・まぐろ船主組合「宮城県北部鰹鮪漁業組合」の直営店です。当店では、資源に優しい延縄漁法で釣獲した天然・船凍・新鮮な本物の『鮪』を厳選して提供しております。