東日本大震災直後に、本吉町前浜の避難所で「椿ば植えっぺ!」と声があがったことをきっかけに始まった「前浜椿の森プロジェクト」。昔から慣れ親しんだ椿林の再生に加えて、防災林や魚つき林としての機能にも着目し、前浜から椿の森づくりを広げることを目指しています。カメリアは、前浜で採取した種子を関東で育苗し、イベント開催も行うことで、このプロジェクトを後押し。椿を通して、人と自然、人と人とを繋げる活動をしています。
東日本大震災を学ぶ気仙沼ツアー
ツアーでは、植樹活動をおこなっている本吉町前浜地区を中心として、気仙沼市内をまわりながら、被災と復興の状況を学びます。市内では内湾地区の復興状況、階上の震災遺構伝承館、前浜や小泉地区の被災と復興の課題などの見学を通じて、震災の現実と、それを生き抜いた人たちの力強い姿を学んでいきます。
拠点となる前浜地区では、地元の方たちから当時のお話をお聞きするとともに、夜は皆で地元食材を利用したバーベキューで交流を深めます。気仙沼ホルモンやカツオ、ホヤなど、地域の魅力の食材が集まり、地元おすすめの食べ方でいただきます。このようにツアーでは、震災の学びと気仙沼の魅力の2つの側面から気仙沼を知ることができます。
拠点となる前浜地区では、地元の方たちから当時のお話をお聞きするとともに、夜は皆で地元食材を利用したバーベキューで交流を深めます。気仙沼ホルモンやカツオ、ホヤなど、地域の魅力の食材が集まり、地元おすすめの食べ方でいただきます。このようにツアーでは、震災の学びと気仙沼の魅力の2つの側面から気仙沼を知ることができます。
未来のための「椿の森づくり」
私たちは、自分たちに出来ることとして、防潮堤だけに頼らず、震災の風化も防ぐ、三陸の自然を活かした防潮林の造成活動をしています。そのため、関東の大学生を中心とした支援者が前浜で種を拾い、関東で苗木を育て、2~3年後に育った苗木をあらためて前浜で植樹しています。
倒木・流失しにくい樹種で防潮林を作ることはもちろん、地域の生態系を守ることを考え、地元の方たちが幼いころから慣れ親しんだ椿を中心に育てています。
倒木・流失しにくい樹種で防潮林を作ることはもちろん、地域の生態系を守ることを考え、地元の方たちが幼いころから慣れ親しんだ椿を中心に育てています。
気仙沼の魅力を全国に伝える活動(勉強会、物販)
気仙沼の魅力を全国に発信するため、年に数回気仙沼の商品を販売し、同時にオンラインでの勉強会を開催しています。これまで、東京、埼玉、神奈川などで、弊法人の廣重剛史代表理事(元早稲田大学WAVOCコーディネーター、目白大学准教授)、千葉一理事(気仙沼市震災復興市民委員会委員、石巻専修大学講師)や、阿部聡史理事(環境デザイナー、山形大学講師)などの講演会をオンライン開催しました。
こうした勉強会を通じて、震災や地域の文化、風土をより深く学ぶことができます。
物販では、前浜の沿岸で作られたお米、本吉町の塩蔵ワカメやフノリ、気仙沼のフカヒレスープや地酒など、前浜や気仙沼を知ってもらうための商品を扱っています。物販を通じて気仙沼に興味を示してくださる方や、気仙沼出身の方が懐かしくて顔を出してくれることがあります。
こうした勉強会を通じて、震災や地域の文化、風土をより深く学ぶことができます。
物販では、前浜の沿岸で作られたお米、本吉町の塩蔵ワカメやフノリ、気仙沼のフカヒレスープや地酒など、前浜や気仙沼を知ってもらうための商品を扱っています。物販を通じて気仙沼に興味を示してくださる方や、気仙沼出身の方が懐かしくて顔を出してくれることがあります。