海と生きる町を再び。海と山を守り、若者たちと町の未来を作りたい

海と生きる町を再び。海と山を守り、若者たちと町の未来を作りたい

応援してほしいこと

これから小泉地区の未来を生きていくのは若者たちです。
KUBU設立当初、主要メンバーの約7割は高齢者でした。若者たちとより創造的な町づくりがしたいと感じて、若者たちが参加しやすい取り組みを行いました。さまざまな情報収集や対話を重ね、2022年11月には小泉町区防集団地内の公園にて『小泉祭』を開催。20代から80代までの会員が力を合わせて運営を行い、地域のイベントとして盛大に行われました。
現在では20代の会員も増えてきています。これからも多世代の視点から町の課題の解決策を考え、誰一人取りこぼすことなく活躍できる町を実現していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!

これからの10年

皆様のご協力により道路や住宅などの整備は完了し、美しい小泉地区が完成しました。しかし今後は、まだまだ不安定な時代の中では住民一人一人の「心のケア」が求められます。私たちはこの生まれ変わった町に新たな活用方法を見出し、町を発展させていかなければならないと考えています。

現在、整備された町区には1社しか企業が参入しておらず、土地活用も課題です。また、2024年には小泉小学校の統合により小中学校がなくなり、新たな課題が生まれることになります。KUBUでは小泉地区を長期的な視野で考え、産業として存続することを目指すと同時に、自然とともに活動し減災・防災に向き合い、魅力的な町づくりに挑戦していきたいと思います。

これまでの10年

小泉地区は、東日本大震災により最大21mの津波被害を受け、住宅の約70%が被害を受けました。2019年には県内最大の防潮堤が完成し、災害復興・復旧事業が進み県内外の多くの皆様のおかげで『当たり前の日常』を取り戻した10年だったと思います。
大きな安心を手に入れた一方で、町から海が見えなくなり住民は海から離れ、海の魅力や津波の恐ろしさを次世代に伝えることが難しくなったと感じています。町としての活気も失われたままです。住民が海と繋がり、地域を活性化するためには地域資源を活用した取り組みが必要だと感じ、震災から10年の節目である令和3年2月にKUBUは設立しました。

応援してくれる人へのメッセージ

多様な生き方が当たり前になりつつある中で、年齢・性別・障害・文化などに関わりなく『誰もが』自らの住む土地を愛し幸せに生きていくことは、言葉にすると簡単ですがそんな地域を実現していくためにはまだまだ出来ることが多くあると感じています。急激に進む少子高齢化や人口減少の中で、わたしたちは地域を衰退させるのではなく面白く活気のある町を作っていきたい。そのためにはまず目の前の一人に寄り添い、多くの住民の笑顔を大切にしていきたいと思います。面白いまちが出来上がっていく姿を一緒に楽しんでください!

小泉ユニバーサルビーチユニット(KUBU)
小泉ユニバーサルビーチユニット(KUBU)
小泉ユニバーサルビーチユニット(KUBU)は、年齢・性別・障害・文化などに関わりなく、誰もが海づくり・町づくりを楽しめることを目指しています。
世界規模の課題である「環境保全」に加え、郊外問題である「次世代の担い手育成」「世代間交流の促進」「独居老人へのケア」「学校統合による子どものケア」などの課題解決に取り組んでいます。住民一人一人の日常と未来の暮らしに活気と笑顔が生まれることを大切に日々活動しています。