今、子どもにとって社会とつながる第一歩である「外遊び」が減り、地域から孤立する子どもが増えています。この環境変化は、体力・視力低下、心の不安定感など、子どもの育ちにじわじわ影を落としています。私たちは思いっきり外遊びができる冒険遊び場「気仙沼あそびーばー」を拠点に、子ども食堂、おさがり服、出張遊び場、食材配達、高齢者サークル補助などの事業をしています。0歳から100歳まで、みんなが集まる地域の居場所です。
冒険遊び場「気仙沼あそびーばー」(週5日)
子どもはのびのび、おとなはのんびり。2011年、東日本大震災の1ヶ月後に子どもの心のケアとして始まった遊び場です。
どろんこ、焚き火、木工作、何をして過ごすかは自由！チビッコから若者まで、多世代ごちゃまぜで遊べます。
また、地域のお茶のみ場として交流も。無料、登録不要、年齢制限なし、子どもだけで来てもOKです。
子ども食堂「ほしぞら食堂」(月1回)
栄養のあるご飯でおなかも心も満たして欲しい、そんな想いの子ども食堂です。
2015年、放課後も忙しい中高生のために、夕方から夜にかけて開いたのが始まりでした。シンプルにみんなで食卓を囲む日もあれば、映画上映・花火・ハロウィンなど季節に合わせて企画がある日もあります。
フードバンクなどの食材を活用しており、無料・事前予約不要です。
出張遊び場「でまえあそびーばー」(年間3〜5回)
依頼に応じて、空き地でも駐車場でも”自由な遊び”をお届けします。遊び場をやってみたいママさんのお手伝い、イベントの１ブース、地域のお祭りへ参加など、いろんな形の「でまえあそびーばー」。
「身近な素材でも、自由に遊んで良い環境があれば、子どもはのびのび遊べること。」そんな遊びの価値を広めることを目標に、最近は気仙沼市を飛び出して隣町に行くこともありました。
おさがり服コーナー(常時開設)
おさがりの服を置いていくのも、持っていくのも無料のコーナーです。気仙沼あそびーばーが開いている時は、いつでも利用できます。
赤ちゃんから、小学校6年生サイズまであります。幼児は数ヶ月で服のサイズがどんどん変わるので「とても助かる」との声も。
また、思いっきり遊んで、どろんこずぶ濡れになった時、お着替えとしても活用しています。
